いじめと戦おう!〜対策と克服法〜
"ここぞとばかり"タイプ

 かれらは、いじめグループの勢いが弱まると、あっさり手を引きます。

 ”ここぞとばかり”、どんないじめをするの?
 どんな人がするの?
 ここぞとばかり、する



”ここぞとばかり”、どんないじめをするの?

 いじめグループのいじめを見て、「今だ!」と思ったら、それにのっかるような、いじめをしてきます。また、いじめグループと仲がいいかのように、いっしょに笑います。

 自分からは、いじめの口火を切りません。言い出しっぺにはなりません。

 いじめグループより、ひどいいじめはしません。ちょっと偉そうな感じをかもし出しつつ、そこそこのいじめをしてきます。

 いじめられっ子の立場が弱い時を、見逃さず、のってきます。




どんな人がするの?

 あまり人望はありません。かといって、いじめのターゲットになるほど、友だちがいないわけでもありません。

 「自分は上の人間だ」としめしたい、と思っています。でも、ふだんから偉そうだと嫌われるので、うまくおさえています。

 「自分は偉い」と思ってるけど、実際にはそう思われていません。だからこそ、まわりの人に分かってほしいと思っています。

 テレビのお笑い番組で、司会者といじめられている芸人、どちらが偉そうでしょうか。もちろん、司会者ですよね。どちらにあこがれるかというと、やっぱり司会者ですよね。

 だから、自分が”いじめ”てるところを見てほしいんです。


どんな人がするの?





ここぞとばかり、する

 ふだん、おさえていても、どうどうと偉そうにできる時があります。

 あなたがいじめられていて、ワーッとなっている時です。いじめグループがげらげら笑っているので、「いじめられるほうが悪い(マヌケ)」という雰囲気になっています。


 ここで、自分が入っても目立ちません。
 もし「だれがこんなひどいことをしたんだ?」となっても、自分は後からちょっと入っただけなので、知らんぷりすればすみます。

 いじめグループは、いじめの中心として、ある意味リスクをしょっていますが、”ここぞとばかり”タイプはどこまでも安全です。中心ではないからです。

 安全に、「自分は笑うほうのがわ」=「上の人間だ」と、まわりの人に見せつけようとします。


ここぞとばかり、する


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