| いじめと戦おう！〜対策と克服法〜
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 ８．高２男子・・・クラスでのいじめ（現在、２４歳） |
ご本人からのメール 〔いつごろから？〕 高校２年生 〔いじめグループは何人？〕 メインは２人。取り巻き多数 〔いじめグループはどんな人たち？〕 よく笑う明るい子 〔まわりの人たちのようす〕 仲の良い子数名は味方。それ以外は無関心を装って蔑んでたと思う。 〔いじめのくわしい内容〕 高校２年生の時にいじめというか、蔑みが凄かったです。辛酸なめ子さんの本にもあるよういに、女子は階級社会ですから。人付き合いが苦手でおどおどしている私をみて、笑ったりしていました。とにかく一挙一動が面白かったみたいです。 半年くらいたって席替えのときに、一番嫌な子の隣になりました。その子はいつも私の面白いところを探そうと目を光らせていました。その時は笑うことも口をきくこともできない位にショックでした。私の仲の良かった子も近くの席になったのに、本当に落ち込んでしまいました。私があまりにも暗くなってしまったので、それ以来その子は優しくなってくれました。 ３年生のときも一緒のクラスだったけれど、あの時以来彼女は気を使ってくれるようになりました。本当に些細なきっかけ（席替え）でした。 他の失礼な子たちは相変わらずでしたが。ただ、高校２年生の時が一番つらかったです。おそらく自分のしている事がどれだけ人を傷つけているかという自覚がないのでしょうね。私はいつも聞き流しているふりをしていましたから。おとなしい子は、この点が一番のネックでもある気がします。私は毎日、家や学校のトイレで泣いていました。私が受けた嫌がらせは、地味でまわりも気づかないほどでしたが、本当に嫌でした。いじめは巧妙です。 今思えば、中高生の頃の人間関係が一番難しいと思います。学生時代は、グループやポジションが重視され、社会人になると個人になります。今なら負けません。というか、当時苦手だった人も大体は仲よくなれると思います。 ただ、高校を卒業して２年間くらいは対人恐怖と自己嫌悪が凄かったです。私が変われたのは、カウンセラーさんを頼ったからです。良いカウンセラーに出会うのは難しいかもしれません。でも、自分ではどうしようもない、家族や友だちに愚痴ってもダメなら、心理学のプロの方に頼ってみるのも良いと思います。 私が耐えることができた一番の理由は、「高校卒業」の資格が欲しかったことです。 |
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