いじめと戦おう!〜対策と克服法〜
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ご本人からのメール 〔いつごろから?〕 小5から中2 〔いじめグループは何人?〕 ほとんど学年全員、男子の悪っぽい連中が主体。 〔どんな悪口を言われていたか〕 私の発言の全否定、菌ごっこ、単純な悪口、暴言など 〔いじめのくわしい内容〕 【きっかけ】 小5になってクラス替え後、持病が悪化した。月に数回、通院で学校を休むようになった。外見にも出るような症状だったため、俗に言う「ウイルスごっこ」をクラスの男子たちが流行らせた。 【先生が注意したが…】 何回か先生が注意したものの、なかなか止まなかったが、小5の1学期の終わり、1度大きな学級会を開いて、夏休み前に1度普通の対応に戻った。夏休みには病気も収まっていて、2学期からは普通に通えると思った。 が、2学期に入ると、普通どころかいじめは復活、悪化した。2学期からは普通に仲良くしてもらえるのではなかったのかと、幼少ながらショックを受けた。その後、ウイルスごっこや悪口はもちろんのこと、朝私が登校する時は私が入る時だけ教室の鍵をかけられたり、筆箱を隠されたり、机をベランダに出されることは日常茶飯事だった。その他にも色々された気がするが覚えていない。クラスメイトは私の行動全て監視し、ことある事に悪口や噂、叱責ぶった罵倒を浴びせた。 【担任の最悪の対応】 担任は50過ぎの少しふくよかな女だった。私はもう一度学級会をするように頼んだ。しかし何を思ったか、私が改善すればいじめはなくなると称して私の悪い所を発表する会のようなものに変わった。大多数の人が正義ぶって私に色々文句をつけた。ほとんどありもしない事だったが、完全否定はできない面もあった。 【親にも相談したが…】 親には、度々連絡帳に書いてもらったり、担任と連絡を取るようにしてもらった。ただ親は渋々応じたものの、味方になるどころか、「あなたにも何か原因があるんじゃないの?」と言うことを遠回しに言われた。家庭環境は悪くなかったものの、いじめを経験したことない両親はあまり真摯ではなかった。やがてウイルスごっこは学年中に広まった。 【6年生では】 小6になってからは、私のいじめの実情をよく知る40位の男が担任になった。しかし、新学年早々ご近所でも有名な女ボスに目をつけられた。呼び出して文句をつけてきたり、揚げ足を取られたりしたが、5年生よりはそこまでしんどくなかった。昼休みは図書室に入り浸り、休み時間は借りた本を読んで過ごした。小6も女ボスのせいでそれなりの扱いを受けたが何とか卒業した。 【中学1年生】 中学に上がってからは、自身が意外と勉強が出来ると気づき、1年生の間は所謂「勉強ができるキャラ」として通ったものの、悪口を言われたり、先輩から目をつけられたりすることは少なくなかった。恩着せがましい学級委員系の女子の餌食にされることもあった。 【中学2年生】 中2以降はクラスでも部活でも浮いた存在になった。中2の頃は、担任が体調不良で交代したこともあり、クラスは無法地帯のようだった。友達はいなかったし、例のウイルスごっこは再開された。誰かを私の方面に突き飛ばす遊びが流行ったせいで数回怪我もしたが、そこまで大した問題にされなかった。小学校の頃のような目立ったものではなく、影でコソコソやられることが多かった。部活は英会話や塾の習い事と兼ねられるように美術部に入ったものの、部員とはなかなか打ち解けられなかった。成績順位が片手で数えられるくらいには良かったのが心の救いであり、モチベーションであった。 【中学3年生】 中3は担任の計らいで比較的平和なクラスになるように組んでもらい、部活も引退したことでいじめはなくなった。勉強は続け、合格率20パーセントだった難関私立に合格したことで私のいじめ経験は終わる。 【高校以降】 高校では普通に思い出を作り、そのままエスカレーターで大学にあがり今に至る。 今はまとめ役やリーダーキャラとして、周りから親しまれるようになった。しかし、未だに性格はひねくれたままだし、当時のクラスメイトや担任は、心から軽蔑している。 |
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