いじめと戦おう!〜対策と克服法〜
16.小6〜高校女子…担任、クラスメイトからのいじめ(現在、29歳)

 ご本人からのメール

〔いつごろから?〕
 小学6年生と中学、高校時代

〔いじめグループは何人?〕
 複数だったり、少数だったり

〔いじめグループはどんな人たち?〕
 クラスの人気者や、担任

〔まわりの人たちのようす〕
 見て見ぬフリ、笑う、無視、心配してくれる人も


〔いじめのくわしい内容〕

・小学時代
 小学生時代は、クラスの中の殆どと担任の先生でした。私は、うつむきがちであまりみんなと積極的に話すほうではなかったので、「暗い」と思われていたのか、避けられていました。中には、私が何も話さないのをいいことに、うそをみんなに言いふらして悪者に仕立て上げる女子もいました。クラスのみんなに、女子の「可愛い人ランク」のようなものを男子にアンケートをとり、結果、私が最下位でそれをみんなに見せて楽しんでいたり。私はいつも何をされても黙って耐えてました。その時代、私が大好きだったブルーハーツの曲をいつも辛いときに心の中で思い出したりして、自分を慰めていたんだと思います。一番癒してくれた曲は、「リンダリンダ」と「ロクデナシ」。詩がとても良いんです。なぜ小学生の時代に知っていたかというと、中学生の兄がブルーハーツが好きで同じ部屋で毎日曲が流れていたからです。

 担任の先生からは、登校時に胸を思い切りつかまれたり、体育の時間、生理痛がひどくマラソンを見学したかったのですが、みんなの前で「どうして腹が痛いんだ?」と問いただされて、結局私があきらめて、もう治った事にして腹痛だけど我慢してみんなと走ったり。もうこのままでは危ないと感じたのは、運動会の練習で組み体操をしているとき。そのときの形は、「ひこうき」と言って、下に二人が立ってその上にもう一人が乗っかり、足を後ろに立っている人の肩にのせ、体をまっすぐにして手をもう一人の肩に乗せるものです。私はその上の役でした。その形から、バランスを崩して下に落ちてしまいました。息が出来なくなり、必死でもがいていると、周りの子達は不思議そうな顔をして遠目で見ているだけでした。ようやく呼吸が出来るようになったら先生が来て「見学をしたほうがいい」と言って、おんぶのしぐさでしゃがみました。でも私は歩けるから大丈夫ですというと、周りで見ていた子が「先生が言ってくれてるのに何してんだよ!!」とヤジを投げてくるので、仕方なくおぶさりました。すると、足を思い切り腕で押さえつけられ、手で性的暴行をされ、そのまま「保健室にいこうな」と明るい声で言われ、みんなと離れた場所に来たところで「きもちいいと言え!!」と言われ、でも痛いとしか言えず、止めてくれないので先生の頭を殴ったりしましたが非力でしたので笑われるだけでした。そこへ、他のクラスの先生が(女性)担任の先生を呼びに来て、やっと放してくれました。でも「このことを誰かに言ったら殺す」と脅され、親にも誰にも話さずにいました。何故か、このことは20歳を過ぎてから思い出しました。


・中学時代
 中学時代は、小学生の時のこともあり、「目立たないとまた同じ事をされる」と考えて私なりに積極的に話したりしました。クラスでは話し合える友達も出来て、「暗い」イメージはなくなっていたんだと思いますが、目立ちすぎたのか、クラスの女子二人に目を付けられて、一人に体を押さえつけられてもう一人に手芸用の小物で左目の白目を刺されました。ものすごく痛くて悲鳴を上げると二人が優しく「大丈夫?」と言ったりして他の人たちからは分からないように演技をしていました。目の痛みはしばらく引かず痛かったのです。今でもさされたところにはほくろのように黒い点が残っています。

 その二人には脅されませんでしたが、私はそのことを誰にも話しませんでした。ひたすら「強くなりたい」と思い、吹奏楽部で腹筋や背筋、腕立てなどのやり方を知り、筋トレを頑張りました。筋肉は出来ませんでしたが、自分の中でだんだん強くなってきていると感じたりして自信がついてきて、自然と彼女達は離れていきました。


・高校時代
 高校生(女子高)の時は、クラスの中に「グループ」を作る子がいて、私も誘われて入りましたが、突然「ハブ」仲間はずれされて、なぜだかよく分かりませんでしたが、馬鹿にされたりしました。でもクラスの中には私と普通に話せる友達もいて、ホントに孤独になることはありませんでした。部活も入っていたので、そちらの先輩や友達に相談したりして、高校の時代は恵まれていたと思います。



〔克服法〕
 今までのことを振り返ると、何となく感じるのが、いじめられていた頃は、自分に自信が無く、何となくうつむきがちだったなぁ・・・と。ちょっと話はそれますが、スポーツ選手などがよく、イメージトレーニングで、自分が試合で勝つイメージを試合前にしっかりすると、試合本番でいい結果が出せるという記事を読みました。

 もしかすると、「自信」が肝心なんじゃないかと思います。何でもいいから、心の中で自分を褒めて、自信を持つ!他人にけなされようが、何をされようが自分は自分が大好きでいれば、自然とうつむかなくなり、人と話すことも好きになります。いつのまにか、「強い自分」になっているんじゃないかとも思います。

 今現在、小中学生の頃の同級生とのコミュニケーションはありませんが、ごくたまに電車で一緒だったりしますが、話しません。よく「あいつ昔〜だったんだぜ」や「うわ〜・・・だ!」と言われますが、当然昔とは違うので、落ち込んだりしません。「だから何?変わらねぇのはてめぇらだけだよ」と心の中で毒づいています。しばらくすると落ち込まない私を見てると、自分達の「弱さ」が分かるんでしょう。自然と悪口を言うのを止めてます。

 今、いじめに苦しんでる人たちに伝えたいのは、自分自身を好きになり、自信を持ってほしいです。周りの人達に100%好かれる人も、100%嫌われる人もこの世にはいません。必ず良いところを見てくれる人がいるので、絶望しないでください。

長々と失礼しました。




※たくさん質問をさせていただきました。快くお答えいただき、本当にありがとうございました。近々ご結婚されるそうです。幸せを祈っております。


Q1.小学生の頃、先生から脅された後、どう自分を奮い立たせて通われたんでしょうか。

 もう自分で自分を守らなければ殺されると思いました。でもどうしても先生よりは強くはなれませんし、他の人に相談したいけど、どうにも説明が出来ませんでした。結果、ポケットにはさみや、かばんの中に石を入れ、今度やられそうになったらそれで抵抗することにしました。でもそれ以来してこなかったので良かったです。それと、怖さを忘れるためにひたすらブルーハーツの曲ばかり聴いてました。


Q2.小学校の先生は、その一件があった後、どういう態度でmomoさんに接してきましたか。

 
明るく話しかけてきたり、ホントにフレンドリーでした。みんなの前ではいい先生気取りでしたね。でも、授業中など、目が合うと、「監視してるから言うなよ」と言わんばかりのにらみ方をされました。


Q3.小学校の何年生の時だったんでしょうか。

 6年生です。


Q4.中学生の時、刺されたのは何年生の時でしたか。

 1年生でした。


Q5.中学生の時、刺してきた二人の他には、危害を加えてくる人はいませんでしか。

 いました。隣の席の男子で、よくあざが出来るほどつねられたり殴られたりしました。「隣に座ってるだけでムカツク」と囁かれ足や手に、席に座っている状態で机で見えないところにやられました。でも、そのことは、担任の先生に毎日提出する日記に書いて先生に助けてもらいました。先生はその男子を殴ったようで、あとで「言っただろう!!」とまたやられそうになりましたが、「また日記に書かれるから止めよう」と言って、にらまれるだけになりました。実は、その男子は、私が25歳くらいの時にバスでたまたま一緒になったときに昔のことを謝ってくれました。お礼を言ってからもう気にしなくて良いけど、思い出したくも無いので話しかけなくて良いよと伝えました。いじめる側もいじめられた側も一生忘れられないのだなとこのとき感じました。 


Q6.中学生の時、吹奏楽部での人間関係は順調でしたか。

 練習も頑張っていたので、先輩に可愛がられました!同学年の中でも、一人だけちょっとキレやすい女の子もいて、悪口を言われたりしましたが、他の子が止めるように言ってくれて嬉しかったです。後輩の子達とも仲良くなれて、楽しかったです。


Q7.中学生の時、筋トレなどを始めて、どれくらいの期間で自信がついてきましたか。また、どれくらいの期間で、いじめっ子は離れて行きましたか。

 自信は、半月くらいで付いたと思います。テンポに合わせて腹筋100回するのが決まりなのですが、毎日することによって、少しずつテンポに合わせられるようになりましたので、たぶんそれで自信が付いたんじゃないかと思います。いじめっ子はなかなか離れてくれませんでした。同じクラスでしたので。でも、校内で吹奏楽の出番があったりして、多分、先輩と仲良くしてるのを見かけたのかもしれません。いじめられた期間は、多分春から秋くらいだったと思います。


Q8.高校生の時、ハブにされたとき、どう思いましたか。やはりかなり傷つきましたか。それとも、「こんなの小・中のいじめに比べたら平気だ。友達や先輩もいるし」と考えることができましたか。

 やっぱりどんな過去があっても、ショックでした。でも、吹奏楽の友達に相談すると、移動時間や何かのおりに必ず笑顔で呼びかけてくれたのでそれほどショックはつづきませんでした。でも、その吹奏楽の子達が来てくれているのを見てハブの主犯格の子は「何で!?」と怒ったりして、さらに孤独にさせようとして、グループ以外の子達にまで私の悪口を言いふらしてましたが失敗してました。


Q9.高校生の時、ハブにされた後、元のように仲よくなることはできましたか。それとも、そのままそのグループとは縁を切りましたか。

 何ヶ月かは思い出せませんがハブにされ、お昼の時間などは私の後ろでそのグループが座り、私に聞こえるように悪口を言って楽しんでました。でも、グループの中の一人が「もうかわいそうになってきたから止める」と言い出して、全然関係ない話をしだして、そしたら他の子も「そうだよね・・・あの子よく耐えてるよね。私だったら学校やめてるわ」と言い出して、悪口は言われなくなりました。主犯格の子は「自分がハブられる」と思ったのかもしれません。その時点で悪口をやめてました。その一週間くらい後に、「一緒にフリマ」やろうと誘ってくれて、「まただまされるのかな・・・」と不安を抱えながらも一緒にやりましたが今までのことが嘘のように楽しく参加できました。卒業旅行にも誘われて、何人かで行きましたが、「そろそろめんどくさいかな・・・」と感じてきて、旅行以来連絡を取ってません。そのグループ全員とは縁を切りました。恨みとかでは無く、グループ行動が面倒くさくなったからです。


Q10.壮絶な学生生活でしたね。ぜひ、高校卒業後のことも大まかで結構ですので、お教えください。現在は、どういうことをされているんでしょうか。

 卒業後に、自分だけの時間を持てるようになり、初めてそこで小学生の頃の虐待を思い出しました。そこからが地獄だったのかもしれません。はっきり言って心が混乱して、自分ひとりがこんなことを抱えていたのかと、急に誰かに話したくなりました。母や、高校時代に一番中の良かった友達に聞いてもらい、落ち着きました。でもまた不安になったりして、外に出るのが急に怖くなったりして家にこもってました。家族は、そのことで私に「働け」とか言わなかったのでさらにうちにこもってました。そうしたら、相談した友達が来てくれて、一緒に出かけようと誘ってくれて、その子のおかげで私はバイトも出来るようになり、今の自分がいるんじゃないかと思います。その子とは、高校時代によく補習授業や英語の書き取りテストで最下位同士で前に立たされたりして仲良くなりました。二人で絵も描いて遊んでいたので、クラスが違ってもたまに家に遊びに行ったりしてました。今現在もよくメールやブログをしています。もちろん会って出かけたりもしてます。それぞれ作るものがあり、一緒にアートイベントに参加しています。来年の春に結婚するので、早めですが仕事を退職し、準備や作品製作をしています。


いじめに大小は無いです。人の心も体も傷付けるのは犯罪と同じく悪いことです。さねゆきさんのサイトに助けられる人たちは沢山いると思います。頑張ってください!!
また長々とすみませんでした。

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