いじめと戦おう!〜対策と克服法〜
30.中2〜中3男子・・・クラスでのいじめ(現在15歳)

 ご本人からのメール

〔いつごろから?〕
 中2。

〔いじめグループは何人?〕
 3人からだんだん増えて10人くらい。

〔いじめグループはどんな人たち?〕
 悪ガキ。

〔まわりの人たちのようす〕
 見て見ぬフリ。

〔いじめのくわしい内容〕
 いじめの始まりは悪ふざけでした。内容は主に暴力ともの隠しです。

 例えば、
 ・いきなり後ろから蹴る殴る
 ・首絞め
 ・机を移動させる
 ・机やかばんに落書き
 ・ナイフで脅された(このときは本当に怖かったです)
 ・かばんや靴を隠す

 暴力は、相手の力が強く、プロレスの技をたくさんかけてきました。僕は、割と体が丈夫だったので大丈夫でしたが、一度、体の小さい友達まで襲われたことがありました。殴られたり、蹴られたりするたびに地面にうずくまっていました。蹴りなどの衝撃を受けるたびに意識が一瞬飛んでいたそうです。挙げていけばきりがないです。

 家がわりと近かったので学校以外でもたまにいじめられました。学校ではいつ暴力を振るわれるかわからないので、いつも周りを警戒し、何よりも怖いという感情でいっぱいでした。

 耐えるのは、とてもつらかったです。風呂や布団の中ではいつも泣いていました。学校に行きたくないと思いました。成績もかなり落ちました。耐えられませんでした。


 いじめから解放されるために、僕は徹底的にいじめっ子たちを無視しました。そしてしばらくして、いじめっ子たちの会話を聞きました。

 内容は、
「あいつ(僕のことです)最近反応なくてつまんねー」
「もうあきた」
などです。

 僕はそのとき、やっと解放されるんだ、と喜びました。今思い返すととんでもない発言だと思います。いじめを楽しんでいる様子で罪悪感のかけらも感じられなかったからです。いじめは絶対にないほうがいいと思いますが、なくすのはとてもむずかしいとおもいます。なぜなら、ちょっとした悪ふざけから発展していじめになることもあるからです。

 止めようと思っても、悪ふざけかいじめなのかわからないまま、いじめになっいきます。たぶん注意しても、「ただの悪ふざけだ」と言われれば、何も言い返せません。

 でもいじめは絶対になくさないといけないと思います。
(作文みたいになってしまいました)



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