いじめと戦おう!〜対策と克服法〜
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「死ね」と言われたら、こう考えよう

 悪口を言われたら、こう考えましょう。そして、自分の「こころ」を守りましょう。


 「キモイ」「うざい」と言われたら
 「死ね」と言われたら@
 「死ね」と言われたらA
 悪口を、テレビから出てる音だと思おう
 しつこく悪口を言われたら、「君はオレの大ファンか」と思おう



「キモイ」「うざい」と言われたら

 「そんなに嫌なら、君が学校休んだほうがいいよ」と考えましょう。
 
 いじめっ子の立場になってみましょう。
 学校に行ったら、あなたの顔を見てしまいます。そして、嫌な気持ちになります。
 でも、家にいたら、確実にあなたの顔を見なくてすみます。心は平和なままです。

 いじめっ子は、それを知っています。でも、知ってるのに、わざわざ学校に来ています。だから、文句を言うほうがおかしいんです。


 誰かの顔を見て、「キモイ」「うざい」と思ってしまうのは、仕方ありません。世の中、ラーメンが好きな人もいれば、うどんが好きな人もいます。好き嫌いは、人それぞれです。でも、ラーメンを食べたいなら、うどん屋さんに行っちゃいけませんよね。

 「キモイのは分かったけど、それなら君が休んだほうが早いよー」と、思いましょう。


「キモイ」「うざい」と言われたら





「死ね」と言われたら@

 「なんで、そんじょそこらの小学生(中学生)の命令で死ななきゃいけないんだ!」と考えましょう。

 たとえば、総理大臣に「すみませんが、死んでくれませんか?」とお願いされたとしましょう。でも、いくら総理大臣に言われても、すぐ「ハイ分かりました!」とは、なりませんよね。「え、ちょ、ちょっと…」と、しぶります。そんなにホイホイ死ねません。

 ものすごくエライ人に言われたってちょっと嫌なのに、ましてや、そこらへんのイチ小学生(中学生)の命令では死ねません。


 「悪いけど、君の命令では、ちょっとねー」と思いましょう。


「死ね」と言われたら1





「死ね」と言われたらA

 死ぬのは、たいへんです。なにしろ、死んだことがないので、よく分かりませんよね。初めてのことだから、難しいです。

 そこで、「君がお手本を見せてよ。そしたら、ちょっと考えるよ」と思いましょう。大丈夫です。きっと、お手本は見せてくれません。


「死ね」と言われたら2





悪口をテレビから出てる音だと思おう

 テレビで、だれかが怒っていました。「このバカ!」と言っています。それを聞いて、あなたは「バカって言われた…」と、落ち込むでしょうか?落ち込みませんよね。へっちゃらです。そして、つまらなかったら、チャンネルを変えるでしょう。

 目の前で、グダグダと嫌なことを言っていたら、「テレビから出てる音」だと思いましょう。

 そして、「あーなんか面白くないなあ。別のチャンネルにするか」と思って、そっと離れましょう。トイレや図書室など、「イヤな音」が聞こえないところに行きましょう。


悪口をテレビから出てる音だと思おう





しつこく悪口を言われたら、「君はオレの大ファンか」と思おう

 「アンチ巨人」って聞いたことがありますか?巨人が負けると、うれしくなる人たちのことです。その人たちは、巨人の試合が気になって仕方ありません。そんなに嫌いなら観なきゃいいのに、一生懸命観ます。スポーツニュースも、チェックします。

 実は、その人たちも「巨人の大ファン」と言えます。もしも、巨人がなくなったら、楽しみが一つなくなってしまうからです。


 いじめっ子たちにも同じことが言えます。そんなにキモかったり、うざかったりするなら、近寄らなければいいのに、わざわざ来て、文句を言います。

 つまり、いじめっ子たちは、実はあなたの大ファンだということです。あなたのことが気になって気になって仕方ありません。いつもアラを探して、見守っています。

 だから、悪口がしつこかったら、「そんなに好きなら、そう言ってくれりゃいいのに。不器用だなー、もう」と思いましょう。


しつこく悪口を言われたら、「君はオレの大ファンか」と思おう



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