いじめと戦おう!〜対策と克服法〜
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44.小1〜中3、高校、女子 現在・・・クラスでのいじめ、我が子へのいじめ(現在、34歳) |
ご本人からのメール 〔いつごろから?〕 小1〜中3、高校で少し、今は我が子へのいじめ 〔いじめグループは何人?〕 たくさん。数えきれません。 〔いじめのくわしい内容〕 ・いじめが起こるまで はじめていじめだなと思ったのは幼稚園生ぐらいのころです。2人に文句を言われ、言い返せなかったことが悔しく思いました。 ・いじめの内容 ひどかったのは小1のころです。上履きを隠されたり、黒板に悪口を書かれる、トイレのドアを外から定規で開けようとする、下校途中、男子が10人ぐらいで蹴る、教室のベランダに男子1名に呼び出されてひじで背中を打たれる、など。 現在は、我が子(生後3カ月)に対するいじめが悩みです。ベビーカーを蹴られたり、きたないものをさわるような手つきをされたり等。 私自身に対してもいまだにいじめはあります。仲間はずれ、無視、悪口、暴力(K1ごっこ含む)が、ずっと繰り返されて現在に至ります。 ・耐えるために、どう自分を励ましたか 小1のころは、自分を励ましたことはなかったと思います。心がもともと強く、負けない、へこたれない子だったのです。現在は、我が子を絶対に守ると決意しています。 ・いじめられなくなるために、何をしたか 大悪の撲滅を祈って、笑顔で過ごす。 ・今、どう思うか 今気付いたのですが、心が強かったから乗り越えられました。自分は弱いと思っている人こそ、本当は強いです。 ※いくつか質問させていただきました。ありがとうございました。 Q1.もともとへこたれない性格ということですが、小学生のとき、何か好きなことや趣味はありましたか? 友だちと、おしゃべりしながら散歩するのが好きでした。小2の夏休みの自由研究では、友だちの親戚の庭で、色々な葉っぱ採集に没頭していました。 Q2.中学や高校では、いじめはありましたか? 中学1〜2年は親友2名による仲間はずれ、中3のときは女子1名に陰口を言われました。でも、それ以降はほとんどなくなりました。 高校では、1回、同じクラスの女子に「あなたがクラスにいるのを初めて知った」というような悪口を、高2の2学期ぐらいに言われました。あとは平穏無事でした。 Q3.嫌なことをされたとき、どんなことを考えましたか? 「何で人を勝手に死人扱いするのだろうか。きっと、生きる希望も勇気もない人なのだろう。私には縁のない人なんだ」と、お互いが鏡のように同じことを考えていたと思います。 最近では、何か言われたら、なぞなぞと思って答えを探すことにしています。答えが出ると、スッキリします。 Q4.どうしようもなく辛いとき、どんなふうに考えていますか? 「私は今どんな顔をしているだろう。きっと、苦しそうな顔だろう。とにかく笑おう。ニッコリ笑顔をつくってみよう。」 貴HPで学んだ、笑顔のやり方のおかげで、我が家は平和になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。本当に本当にありがとうございます。 当然な事ですが、いじめを止めるための笑顔は、やりすぎない程度に臨機応変にしたほうが、ふざけと思われ逆上されず、真心が伝わっているらしいです。 Q5.HPの笑顔のやり方についてですが、始めてからどのくらいで効果が出てきましたか? すぐです。まず、自信を取り戻すことができました。ヨガやメンタルトレーニングにもなって魅力的です。 Q6.笑顔になりやすくなって、まわりの人たちはどう変わっていきましたか?また、自分の気持ちの変化を教えてください。 まわりの人は、笑顔を見るとほっとするようです。「明るくなった」「眉間にシワが寄らなくなったね」と言われるようになりました。ほめられることが増えると、自分も嬉しい、楽しいと思える時間が長くなってきました。 Q7.もし、弱い性格の子がいたら、どんなアドバイスをしますか? 弱い性格の子なんて本当はいない。いじめる方が程度が低いから弱い。へこたれても栄養、適度な睡眠を摂って、朝日を浴びて、笑顔で、胸を張って、両手でガッツポーズを作ったりして復活すればいい。生活リズムを崩さないことです。 もともとみんな強い性格を持っているのだから、いつも堂々としていましょう。いじめと親しまず、相手をしない。陰口は、こっちが無視して、その存在を認めないぐらいが効果的です。 前向きな曲を、朝から晩まで元気に毎日歌い続けていたら、以前より強くなれましたよ。 Q8.「相手をギャフンと言わせたい!」と考えたことはありますか? いつも、相手に、自分に勝つことを考えています。「活躍は幸福の異名」といいます。自分のいる場所で活躍することが、相手をギャフンと言わせることになります。 いじめっ子が嫌がりそうなことを、積極的に行うと、いじめっ子の敗北を意味する苦しそうな叫び声が聞こえてくることもあり、そんな時は、してやったり、とても嬉しいです。 Q9.お子さんを守るために、具体的にどんなことをされていますか?また、ベビーカーを蹴ったりしてくるのはどんな人でしょうか? 子どもを守るためには日ごろから、周囲の味方の人達とのコミュニケーションを密にすることが大切だと思います。味方でも、人間です。だから故意、過失かわからない事故等、何が起こるかわかりません。 子どもの世話をお願いするときも、任せっぱなしにしてはいけません。要所要所で見守りに行きます。ぐずっていたら、切りのいいところで「もう大丈夫ですよ」と声をかけ、安心してもらいます。また、「ありがとうございます。助かりました」と、必ず感謝の気持ちを示すことが大切です。 ベビーカーを蹴ってきた人は、おそらくサザエさんのイクラちゃんがそのまま大人になった人だと思います。見捨てられ不安感が強いのでしょう。完璧主義、負けず嫌い。そのような人がカンシャクを起こしているときにカッとなると、逆効果となってしまいます。他人の通り魔的な行動の場合は、その場で柔らかく言い返しました。 味方の人がそういう行動をすることもありますが、その日のうちに少し間をあけて、間接的に明るく笑顔で、怒っている気持ちを伝えました。怒るべきときに、無意識に、最適な行動ができるようになってきたと思います。 私には周囲が気になる、短気といった短所があります。しかし、それらも長所に変えるべく、自分の中の悪を倒せるように祈り、行動しています。周囲を幸せにできる人間になりたいと、決意しています。「できることを、すべて為せ!」と、いつも自分に言い聞かせています。 Q10.今までの人生で、「いじめに負けずにがんばってきてよかった!」と思えるような、出来事があったら教えてください。 ・念願どおりの就職、結婚、出産を勝ち取った。 ・素晴らしい親友達、家族、支えて下さる方々に、心から感謝できるようになった。 ・人への接し方が明るくなった。 以上です。 体験談がたくさんの方のお役に立てますように。 |
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