いじめと戦おう!〜対策と克服法〜
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学校に行くのが怖いとき

 悪口を言われてると、朝、学校に行きたくないなーって思いますよね。そういうときは、前もって「言われたら一番イヤな悪口」を考えておきましょう。すると、平気になります。
 ただし、暴力があるときは別です。学校を休んだほうがいいと思います。


 悪口だけなら、血はでない
 言われたら一番イヤな悪口を考えておこう
 それを言われたら、どう思うか考えておこう
 すると、思ってたよりひどくない
 思ったとおりのことを言われたら
 もっとひどいことを言われたら
 いじめっ子より上に立てる



悪口だけなら、血はでない

 福岡県に住んでいるある会社員の人は、すぐに怒るエライ人と会わなくてはならないとき、こう考えるそうです。「いくらあの人が怖いといっても、まさか、包丁持って追いかけて来ないだろう」と。すると、「まあ、いっか」と、会社に行けるそうです。

 「殺されるわけじゃない」と思えば、たいていのことは平気になります。悪口は、包丁じゃありません。気にしなかったら、何の力もありません。









言われたら一番イヤな悪口を考えておこう

 前もって、「こんなこと言われたら、最悪だな…」と思うセリフを考えておきましょう。いじめっ子が、それを言っています。クラス中が、ゲラゲラ笑っています。

 考えただけで、「うわっキツイ…」って思いますよね。いろいろと、「これ言われたらツライ!」というセリフを、思いうかべてみましょう。


言われたら一番イヤな悪口を考えておこう






それを言われたら、どう思うか考えておこう

 一番イヤなセリフがうかびました。そうしたら、心の中で言い返す言葉を考えておきましょう。


 「クサイんだよ!」 ← そんなにクサイなら、キミが学校休めばいいんじゃないかな。

 「くんなバイキン!」 ← 今、キミの体の中にもウンコが入ってるよ。

 「めいわくなんだよ!」 ← 世の中、もっとめいわくな人がたくさんいるよ。その人たちにも言ってみたら?


 本当には言いません。心の中で言い返す言葉です。「死ね」と言われたら、こう考えようのページも参考にしてください。


それを言われたら、どう思うか考えておこう






すると、思ってたよりひどくない

 そして、学校に行ってみましょう。すると、思ってたよりひどいことは、まず言われません。「一番イヤ」なことを考えていたからです。

 自分のことは、自分が一番くわしいのです。いじめっ子より、よく知っています。
 「なんだ、思ったよりたいしたことないなー」と、思っていてください。


すると、思ってたよりひどくない






思ったとおりのことを言われたら

 もし、一番イヤな悪口を言われたら、「ほらね。そうくると思ったよ」と思いましょう。「フフ。予想どおり」と思いましょう。

 いじめっ子の言ってくることを読み切ったあなたは、すごいです。「よっしゃ!」と思っていてください。

 言われたら一番イヤな悪口です。でも、前もって考えていたから、あんまり辛くありません。「あれ?」と、ひょうし抜けしてしまいます。


思ったとおりのことを言われたら






もっとひどいことを言われたら

 もし、自分が思ってたより、もっとひどいことを言われたら、こう考えましょう。「それは考えなかった。やるじゃないか。たいしたもんだ」と、ホメてあげましょう。

 自分の上をいってきた相手は、敵ながらアッパレです。「ほう。そうくるか。やるなー」と思っていてください。


もっとひどいことを言われたら






いじめっ子より上に立てる

 前もって考えておくと、どう転んでも平気になります。心の中で、上に立てます。

 思ったよりひどくなかった → 「なんだ、たいしたことないなー」

 一番イヤなことを言われた → 「はいはい。そうくると思ったよ」

 もっとひどいことを言われた → 「たいしたもんだ。ホメてつかわす」


 でも、たいていは、思ってたほどひどいことは言われません。むしろ、たまには当ててほしいと思うかもしれません。


いじめっ子より上に立てる



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