いじめと戦おう!〜対策と克服法〜
>>ほかのグループに入る
ほかのグループに入る

 仲良しグループの人たちに、急に嫌われてしまった…というときに試してみましょう。


 とりあえず、あやまってみる
 あやまってダメなら、あきらめる
 追いかけるほど、離れていく
 「クラスの役に立つこと」をして、ほかのグループに入る
 逆に、元のグループが近づいてくる
 ここで、もう一度あやまってみる



とりあえず、あやまってみる

 よくあるのが、悪口を言ったつもりはないのに、カンちがいされたという場合です。ぬれ衣を晴らしたくなりますよね。でも、「そんなこと言ってない!」と、一生懸命言っても、なかなか分かってもらえません。

 そういうときは、とりあえず、あやまってしまいましょう。機げんを直してくれるかもしれません。「ゴメン」と、声を出すだけで元どおりになるなら、お安いご用です。試しに言ってみましょう。


とりあえず、あやまってみる





あやまってもダメなら、あきらめる

 あやまったけど、許してもらえない…。そういうときは、「そっかー。ダメだったかー」と思って、あきらめましょう。

 自分にできる、精いっぱいのことはしました。「できればまた、仲よくしたい」と、気持ちを伝えました。でも、自分にできるのは、そこまでです。

 他人の気持ちは、思いどおりにできません。「許してくれたらいいなと思ったけど…、残念だ」と思って、あきらめましょう。


あやまってもダメなら、あきらめる





追いかけるほど、離れていく

 一度あやまってダメなら、ここで何回あやまっても、たぶんうまくいかないでしょう。足元を見られているからです。


 元のグループの人たちは、「あの子には、ウチらしか行くところはないだろう」と思っています。「冷たくしても、きっと追いかけてくる」と、タカをくくっています。

 そして、追いかけられるほど、王様のような気分になります。ショボンとしているのを見て、「ホラ、私たちを怒らせると、こうなるのよ」と、楽しんでいます。その気分を、もっと味わっていたいので、なかなか許してくれません。

 また、追いかけるほど、悪口のネタができます。わざと聞こえるように言ったりして、楽しみます。


追いかけるほど、離れていく





「クラスの役に立つこと」をして、ほかのグループに入る

 仲よくしようとがんばるほど、こっちの「こころ」が傷ついていきます。自分から、トゲトゲにつっこんで行くようなものです。

 わざわざ、ケガをしに行ってはいけません。でも、一応、あいさつくらいはしておきましょう。「私は仲よくしたいんだけどねー」と、軽くアピールして、相手のキバを丸めておきましょう。

 そうしながら、クラスのみんなの役に立つことをがんばりましょう(クラスの人たちを味方にする)。すると、クラスの人たちが「あいつ、いいヤツだなー」と思ってくれるようになります。チラホラと話しかけてもらえるようになり、ほかのグループに入りやすくなります。


「クラスの役に立つこと」をして、ほかのグループに入る





逆に、元のグループが近づいてくる

 ほかの子たちと仲よくしていると、今度は元のグループの人たちが、考えを変えていきます。

 せっかく冷たくしているのに、ショボンとしてもらえません。王様気分になれません。ワイワイと楽しそうにしてるのを見ると、ムスッとしている自分たちがバカみたいに思えてきます。

 「まあ、アイツも反省してるみたいだし、許してやってもいいか…」と、考えるようになります。


逆に、元のグループが近づいてくる






ここで、もう一度あやまってみる

 たまに、あいさつをして、前のグループの人たちの様子を見ておきましょう。「ん?変わってきたかな…」というところで、「前は悪かったねー」と、もう一度あやまってみましょう。

 前のグループの人たちは、元どおりになるきっかけを探しています。ほかの子と楽しそうにしてるのを見て、実は「いいなあ…」と思っていたりします。でも、今までの流れがあるので、自分たちからは言えません。プライドのせいで、動けません。

 そこで、「悪かったねー」ときっかけを作ってあげましょう。きっと、すんなり許してくれます。この後、前の人たちと新しい人たち、どっちと主につき合うかは、あなた次第です。好きなほうを選びましょう。


ここで、もう一度あやまってみる



このページのトップへ
1/1 > いじめ対策
いじめと戦おう!トップ   サイトマップ