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 「悪口」を言われたときの考えかた

 悪口を言われて傷ついたら、相手は「しめしめ…ヒヒヒ」と思います。傷つかないよう、自分を守りましょう。


 「悪口を言うこと」そのものは、どうしようもない
 悪口は気にするだけ損
 悪口だけなら、殺されない




「悪口を言うこと」そのものは、どうしようもない

 悪口を言われると、辛いですよね。できれば、言わないでほしいと思います。しかし、「言うこと」そのものは、何をしても止められません。

 相手に、「お願いだから、ぼくの悪口を言わないでください!」と、土下座したとします。そうしたら、「わかった。言わないよ」と、OKしてくれました。でも、24時間相手を見はれないので、本当に悪口を言ってないかどうか、確かめることはできません。学校なら、トイレに行っている間にこっそり言えますし、家に帰った後、ケータイで友だちに言うかもしれません。

 大会社の社長だって、社員の悪口を止められません。総理大臣だって言われます。「悪口を言うこと」そのものは、どんな人でも止めることはできません。


悪口を言うことそのものはどうしようもない





悪口は気にするだけ損

 相手が「悪口を言いたい」と思えば、言われます。防げません。だから、気にするだけ損です。傷ついたり、悲しくなったり、くやしくなったりするだけ損します。

 雨がふってきたとき、「くそう…なんで雨ふるんだ…ゆるせない…」と、ぼーっと立っていたら、ズブぬれになって、かぜをひいてしまいます。いくらくやしくても、ふる時はふります。だまって、カサをさしてやりすごしましょう。


悪口は気にするだけ損





悪口だけじゃ殺されない

 悪口は、ヤリや、ピストルではありません。だから、どんなにひどいことを言われようと、体はビクともしません。

 悪口をたくさん言われて、自殺してしまった方もたくさんいます。でも、悪口で血が出たのではありません。「自分で、自分の体に何かしてしまった」からなんです。キズついた”こころ”が、自分の体を動かして、自分の体をキズつけてしまったんです。

 だから、悪口を聞いても、「へーへーそうですか。かってに言ってろ」と、”こころ”にカサをさしてブロックしましょう。”こころ”さえへっちゃらなら、何を言われても大丈夫です。まず、”こころ”を守りましょう。


悪口だけじゃ殺されない



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