いじめと戦おう!〜対策と克服法〜
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説得力をなくす

ターゲットにされる人、されない人
がんばるポイント
ポイントが分からないとき
ポイントを変えようがないとき



ターゲットにされる人、されない人

 いじめっ子は、どんな人をターゲットにするんでしょうか。よく「ムカつく」とか、「キモイ」などと言います。でも、ムカつく人なら、だれでもターゲットにできるというわけではありません。

 実は、ムカつくかどうかは、あまり関係がありません。大切なのは、まわりの人を「あいつは○○だから、いじめてもいい」と、思わせられるかどうかです。そう説得できれば、何をしても「ひどい!」と言われなくなるからです。

 どこからか弱点を見つけてきて、「あいつ○○だよね」と言いふらして、説得していきます。




がんばるポイント

 大もとの説得をくずしていきましょう。もし、自分を変えようとがんばるなら、ココです。「あいつは○○だ」→「○○じゃない」に変えられれば、全てがくずれていきます。

 変わると、クラスの人たちが口には出さなくても、「あいつは○○じゃないぞ…」と思っていきます。いじめっ子は、そんな雰囲気にとてもびんかんです。「今いじめると、『ひどい!』って言われそうだな…」と、すぐ気がつきます。すると、いじめたくても、いじめることができなくなります。

 みんなの気持ちが「○○じゃないから、いじめちゃダメ」に変わっているからです。ここでいじめると、ただのひどいヤツになってしまいます。そうなると、いじめをできません。

がんばるポイント





ポイントが分からないとき

 よーく、いじめのリーダーを見てみましょう。さすが、いじめを引っぱってきただけあって、マメにCMをしています。「こいつは○○だから、ムカつくんだよ。そう思うだろ?」みたいなことを、しょっちゅう言っています。

 いじめっ子にとって、しょっちゅうCMすることは、とても大切です。みんなが、「たしかにそうだね。ムカつくね」と言ってくれないと、安心していじめをできません。「いや、ちがう」と言う人がいると、不安になります。

ポイントが分からないとき





ポイントを変えようがないとき

 がんばって、どうにかなるポイントならいいんですが、どうにもならないときもあります。たとえば、「暗い」など性格のことです。急に明るくなれません。

 また、「ウザイ」など、どうしてほしいのか、よく分からないこともあります。ふつうにきれいにしてるのに、「きたない」と言われることもあります。

 そういうときは、『めいわくかけてる』のところを変えていきましょう。クラスの役に立つことをして、めいわくかけてる→めいわくかけてない、に変えましょう。クラスの人たちを味方にするを、参考にしてみてください。



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