いじめと戦おう!〜対策と克服法〜
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 いじめっ子がいないときだけ仲よくしてくれる人

 いじめっ子がいない時だけ、仲よくしてくれる「友だち」もいます。冷たくなったり、仲よくなったり、「なにがなんだか、分からない!」と思ってしまうかもしれません。でも、そうする理由があります。


やっぱり本当の友だちじゃない
天びんにかけて、いじめっ子をとった
なんでいないときだけ仲よくしてくれるの?
「しょうがなく、いじめっ子についてるんだよ!うらまないで!」というアピール
「そういう人だ」と思おう
うらまない


やっぱり本当の友だちじゃない

 そういう友だちは、いじめっ子ほどひどい人ではありません。でも、やっぱりニセの友だちです。その子は、それなりの気持ちで仲よくしてくれています。だから、こっちもそれなりの気持ちでつき合いましょう。

 なるべく自分のことは話さないようにして、天気のことなど話しましょう。


やっぱり本当の友だちじゃない




天びんにかけて、いじめっ子をとった

 その子は、いじめっ子かあなたかで、ちょっといました。ったけど、「どっちかというと、いじめっ子!」と思いました。「いじめっ子に嫌われたらこまるけど、こいつだったらなんとかなる」と考えました。


天びんにかけて、いじめっ子をとった




なんでいないときだけ仲よくしてくれるの?

 それは、あなたにも「そこそこ」友だちがいるからです。いじめっ子ほどじゃないけど、少し友だちがいます。だから、「本気で嫌われるのも、ちょっとマズイかも…」と思っています。


なんでいないときだけ仲よくしてくれるの?




「しょうがなく、いじめっ子についてるんだよ!うらまないで!」というアピール

 仲よくしてくれる時、その子は「いじめっ子がコワイだけなんだよ!本当は仲よくしたいんだよ!信じて!」と言っています。つまり、「そこそこ仲よくしたい」と言っています。

 でも、「そこそこ」だから、いじめっ子がいるときは、そっちにつきます。冷たくする⇔仲よくする、を何回でもくりします。


「しょうがなく、いじめっ子についてるんだよ!うらまないで!」というアピール




「そういう人だ」と思おう

 その人は、もしも「そこそこ」も友だちがいなかったら、えんりょなく、いつも冷たくしたでしょう。でも、もしも形勢が逆転したら、「えんりょなく」こっちの味方になってくれます。

 つまり、状況によってコロコロ変わる人です。だから、あんまり期待しないようにしましょう。「わあ、私の友だちでいてくれるんだー」と思っていると、冷たくされた時にキズついてしまいます。

 「そういう人だ」と思っておけば、うらぎられたとしても「あーやっぱりそうだよねー」と、なっとくできます。


「そういう人だ」と思おう




うらまない

 それでもうらまないようにしましょう。うらんでも、いいことありません。気分がドロドロするだけです。

 その子も、自分を守るために一生懸命なんです。だれでもいじめっ子はコワイものです。それに、いじめっ子がいないときだけでも、仲よくしてくれるだけありがたいです。

 それなりの気持ちでつき合いましょう。放っておいて、話しかけられた時だけ、話すような感じでいいと思います。

 それよりも、今「そこそこ」いる友だちに感謝して、大切にしましょう。そういう友だちは、本当にあなたが「好きだから」つき合ってくれています。


うらまない




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