いじめと戦おう!〜対策と克服法〜
おしゃべり

 学校で、いちばん頭を悩ませるのは”おしゃべり”でしょう。

 休けい時間は休けいできない?
 たいへんな話題作り
 好きになるのも嫌いになるのも自由



休けい時間は休けいできない?

 ”ともだち”が、安心・楽しい学校ライフにとって、ものすごく大切なのにもかかわらず、話しをできる時間は意外にありません。

 会社だったら、仕事の話しをしますから、とりあえず会話があります。じょうだんを交えたりすることもあるでしょう。しかし、学校での国語・算数・理科・社会・図工・音楽・体育・家庭科などの授業で、チームワークを求められるのは、体育とたまに音楽くらいです。ほとんどが、いわば個人プレーの時間です。

 授業中に、おしゃべりしたら怒られます。では、おしゃべりなしで”ともだち”を作るにはどうしたらいいでしょうか。・・・むずかしいですよね。

 だから、休けい時間・給食・昼休み、にどんな”おしゃべり”をするかがとても大切になってきます。





たいへんな話題作り

 子どもたちは、いつもワイワイしているようで、実は話題作りに苦労しています。ほとんど、家と学校の行ったりきたりで、たまのイベントをのぞけば授業・テストのくり返しです。

 クラスメイトたちと、間違いなくいっしょに体験しているできごとと言えば、授業です。しかし、国語・算数・理科・社会の話しをしても、よろこんでくれる子は少ないです。

 ニュースの話しは、むずかしくて、なんだかよく分かりません。

 面白いテレビ番組だって、相手が見てないかもしれませんし、「きのうのは面白かったなあ」と思っていても、相手は「つまらなかった」と思っているかもしれません。

 自分が子どもなら、相手も子ども。いい話題を見つけるのは、たいへんです。

 なにげなーく、しゃべっているようでいながら「何をどう話せば、目の前の子に『こいつといると楽しい』と思ってもらえるか」に、とても気を使います。

 また、友だちの間で、はやっているおもちゃがあれば、必死におねだりします。それがないと何話していいか分からない、と焦ります。



たいへんな話題づくり





好きなるのも嫌いになるのも自由

 仕事では、嫌な人とでも、話さなければなりません。むしろ、ほどほどに仲よくするのが義務、とも言えます。

 しかし、学校では授業中と給食をのぞけば、自由です。好きな人とだけ、話すこともできます。

 それはそれで楽なのですが、まわりの子にとっても同じこと「こいつと話してもつまらない」と思われたら、なさけようしゃなく、話しかけてくれません。

 一人ぼっちだとつまらないですから、席がえなどで、どんなグループになっても、それなりに話してくれる人がほしいところです。

 だから、楽しい話題をいっしょうけんめい、さがします。



好きになるのも嫌いになるのも自由




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