いじめと戦おう!〜対策と克服法〜
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かれらはいじめに加わりませんが、実はキーパーソンです。 いつのまにか行動をチェックされる いじめを見て笑うと・・・ 笑わないと・・・ |
いつのまにか行動をチェックされる 影の実力者は、自分が偉いと思われるために行動しません。話し合いなどで意見を言うときは、本当に良い結果にしたいと思って、言います。 だから、説得力があります。「すごいと思われるため」の意見には、反発したくなりますが、かれらの意見は素直に聞けます。また、きちんと聞いてくれるので、こちらも意見を言えます。 そんなかれらは、まわりの人から信頼されています。いつのまにか、「あいつはどうするんだろ?」とチェックされています。気づかないうちに、チラッと見られているわけです。 また、バランス感覚が優れているので、まわりの人は「自分はどうすればいいんだろ?」というとき、「あいつ(影の実力者)と同じようにすれば安心だ」と、考えがちです。 |
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いじめを見て笑うと・・・ 影の実力者は、いじめの時も、どういう反応をしているかチェックされています。 かれらが、いじめを見て、たとえ苦笑いでも笑っていたとします。それを見たまわりの人は「あいつが笑うということは、いじめられるもっともな理由があるんだろう」と思います。よく事情が分からなくても、「じゃ、オレも笑おっと」と、安心してげらげら笑います。 影の実力者が笑うだけで、いじめはどんどん広がります。まわりの人は、知らず知らずのうちに、「いじめられるほうが悪い」と考えます。 そして、「いじめに加わりたい」という気持ちを、おさえられなくなります。 |
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笑わないと・・・ かれらが笑わないと、それだけで強力な助けになります。 ムスッとしていると、まわりの人は、「笑わないもっともな理由があるんだろう」と思います。そして、「これは”いじめ”だ」と、はっきり思います。 たちまち、笑えない空気になります。もり上がっているのは、いじめグループだけです。 いじめグループの中でもびんかんな人は、「あれ?なんかオレたち、”いじめてる”と思われてるのか・・・?」と、気づきます。そして、「オレが”いいやつ”だと思われるには・・・」と、とまどいだします。「自分はいじめてない」ように見せるため、いじめのときだけグループから離れたり、工夫をしていきます。 だんだん、リーダー格だけが”いじめ”をしようと、がんばっている状態になっていきます。 |
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