いじめと戦おう!〜対策と克服法〜
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思い切って親切にしてみる |
まずはクラスの人たちを味方にするところから ガンコなリーダーの火 思い切って親切にしてみる いじめるほうからすると、本当はこうしてほしい |
まずはクラスの人たちを味方にするところから いじめを、火事にたとえて考えてみましょう。さいしょに火をつけたのは、いじめリーダーです。そこへ、リーダーの友だちが油をかけて、どんどん火を大きくしました。クラスメイトたちにも広がっていきました。 まずは、クラスの人たちを味方にするところから始めて、火を小さくしていきましょう。するといずれ、リーダーがいじめたくても、いじめることができないようになっていきます。「うぅ…」という感じになります。 |
ガンコなリーダーの火 いじめの勢いが、だいぶ弱くなりました。たぶん、あなたもラクになってきたと思います。このとき、何かほかに楽しみ(スポーツなど)があるリーダーは、わりとアッサリあきらめてくれるかもしれません。 でも、そうでないリーダーの火は、なかなかガンコです。楽しいいじめを、かんたんにはあきらめてくれません。 ガンコなリーダーは、悪口をわめきちらし、またイチからCMを始めようとします。「また前みたいに…!」と、がんばります。このとき、いじめよりもCMにせいを出します。 |
思い切って親切にしてみる でも、もうだいぶいじめの火は弱くなっています。消えるまで、あと少しです。ここで、思い切っていじめのさいしょの火のリーダーに親切にしてみましょう。 何か物を忘れていたら、かしてあげましょう。何か取って来る物があったら、その子の分も持って来ましょう。笑顔であいさつしたり、フレンドリーに話しかけてみましょう。 コツコツとがんばって、クラスの人たちを味方にしたあなたには、よゆうも出てきています。「ま、いっかあ」と親切にできるはずです。リーダーにとっては、いじめはとても楽しい遊びです。だから、「楽しみをうばっちゃって、ごめんね。これでゆるして」という気持ちで、やさしくしてみましょう。 リーダーはたまりません。いじめたくてもいじめられないところに、親切にされたら手も足も出ません。結局、「いじめようとするより、仲よくしちゃったほうがラクだ」と思い、あきらめていきます。 |
いじめるほうからすると、本当はこうしてほしい 「いじめをしたい!」と思ってるほうからすると、実は、やさしくされたら困ってしまいます。やり返されたり、イヤなことされたほうが、よっぽど助かります。 「イヤなやつだから、いじめる」と、理由ができるからです。また、「なんとかしていじめてやりたい!」と、やる気も出てきます。さらに、何をしても「悪いことしたなー」と思わないですみます。いいことづくめです。 イヤなことをいっぱいされたら、ギャフンと言わせたくなります。でも、ギャフンと言わせて、いじめをやめてもらおうとすると、これはとてもたいへんです。いじめようとする人が、一番困ることをしていきましょう。 ★↓こちらの克服体験談が、とても参考になります!ぜひ読んでみてくださいね。 克服体験談99 |
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