いじめと戦おう!〜対策と克服法〜
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 パシリおことわり(ディフェンス)

「命令」をさせない
前もってはなれておく
「ごめん!今はダメなんだ!」と、ことわってはなれる
「ごめん!それはできない!」とことわる

「命令」をさせない

 パシリは、「命令」できなかったら、つまらなくなります。


「命令」をさせない




前もってはなれておく

 今まで、何回かパシリをさせられていたら、なんとなく「させられそうなとき」が分かると思います。できれば、その前に、はなれておきましょう。「いない人」に命令できません。

 たとえば、「帰りにオレのランドセル持て」というパシリがあったとしましょう。次からは急いで帰るようにしてください。ホームルームが終わったら、ピューっと教室をとび出して、帰ってください。

 いじめっ子がいじめたいときに、「そこにいない」のが、最高のディフェンスです。はなれられるなら、はなれましょう。


前もってはなれておく




「ごめん!今はダメなんだ!」と、ことわってはなれる

 それでも、言われてしまうこともあるでしょう。そのときは、ことわります。ことわるときに大切なのは、さいしょに「ごめん!」をつけることです。

 相手は、「これをしてほしい」とお願いしてきています。でも、パシリが嫌だから、やってあげられません。もうしわけないので、「ごめん!」です。

 そのあと、「今はダメなんだ!」と言いましょう。本当は、パシリが嫌だからです。でも、「いそがしくてできない」ということにしておきましょう。

 「やってあげたいのはやまやまだけど、今はごめん」とことわりましょう。ことわったら、「いそがしい」ので、すぐはなれます。トイレや図書室に行きましょう。


「ごめん!今はダメなんだ!」と、ことわってはなれる




「ごめん!それはできない!」とことわる

 いそがしい理由を作れなかったり、パターンを読まれてきたら、ただあやまってことわりましょう。

 理由はいりません。「なんでできないんだよ?」と聞かれても、「それはできないんだ!本当にごめん!」の一点ばりです。とにかく「ごめん!」です。言われるほど、相手は何もできなくなります。

 パシリ対策で大切なのは、「やれ」と言われたことをやらないことです。頭を下げても、やらないようにしましょう。


「ごめん!それはできない!」とことわる


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