いじめと戦おう!〜対策と克服法〜
> > > シカトくずし(一人のとき)
 シカトくずし(一人のとき)

 何らかの理由で、その子に嫌われてしまいました。
 まだ今なら、「ただの仲が悪い二人」です。ここまでなら、よくある話しです。でも、できれば今のうちに、もとにもどしておきたいところです。


 さっさとあやまる
 嫌われている理由が分からないとき



さっさとあやまる

 その子は、シカトをしているので、何も言ってくれません。でも、あえてそんなことするのは、あなたに何か伝えたいことがあるからです。

 「お前が、これこれこういうことをしたから、オレは怒ってるんだ!」・・・つまり、『自分が悪い、ということを分かれ!』と言っています。

 もし、「・・・あれがいけなかったのかなあ」と、思いあたることがあるなら、さっさとあやまってしまいましょう。放っておいて、「シカトするのが当たり前」になってしまうと、あやまるタイミングもなくなります。「なにを今さら」状態になると、「ごめん」と言いづらくなります。

 今のうちに、「あれはオレが悪かった!ごめん!」と、言ってしまいましょう。そうすれば、相手は自分のメッセージが伝わったと分かります。伝わってしまえば、シカトでアピールする必要がなくなります。

 それで、コロッとやめてしまいます。「あれ?そんなもん?」と思うほどに、あっさりやめてくれるでしょう。


さっさとあやまる





嫌われている理由が分からないとき

 ある日、いきなりシカトされてしまいました。「なんでだろ・・・?」と思っても、見当もつきません。何も話してくれないので、さっぱり分かりません。

 そんなときは、その子の友だちに理由を聞いてもらいましょう。「なんかオレさ、あいつを怒らせたみたいなんだけど、なんでか分からないんだ。話してくれないし。悪いんだけど、理由聞いてくれない?」と、頼んでみましょう。

 友だちも、「へー。なんでだろ?」と思うので、理由を知りたい気持ちになります。また、自分には関係ないので、あっさり聞けます。シカトしている子も、「だれかにこの怒りを分かってほしい」と思っているので、すぐ教えます。

 理由が分かったら、さっさとあやまってしまいましょう。


嫌われている理由が分からないとき



このページのトップ
前へ < 4/7 > 次へ シカトくずし(一人とその友だち-はじめのころ)
いじめ対策   いじめと戦おう!トップ   サイトマップ